光半導体のいろいろ

光半導体

LED、フォトダイオード、フォトトランジスタなど光を扱う半導体を光半導体、オプトデバイスなどと呼びます。これらの半導体には主に化合物半導体というものを主材料にしています。化合物半導体とはN型半導体やP型半導体のように単元素でできているのと違い2種類以上の元素の化合物でできた半導体です。

光半導体は電気を光に、光を電気に変換してくれます。トランジスタやダイオードなどの半導体は装置の内部で動作しているのであまり身近に感じませんが光半導体は私達の身の回りにあって生活を便利にしてくれています。

例をあげれば照明や信号灯にはLEDが使われています。エアコンやテレビのリモコンには赤外線LED、CDやDVDの書き込みにはレーザーダイオード、読み込みにはフォトダイオードやフォトトランジスタ、また自動ドアの開閉スイッチなどにも使われています。

このように光半導体は目に見えない電気を人間の目に見える形で表現してくれます。いわば人間と電気の世界のインターフェース的役割をしています。インタフェースデバイスといってもいいかも知れません。

なかでもLEDは各種装置の状態表示や結果の表示などには欠かせない光半導体です。そんなことから電子工作の分野では人気の高い電子部品の一つです。

電気を光に変える光半導体

LED照明、各種装置の動作状態や結果の表示
レーザーダイオードCDやDVDの書き込み、マウスの移動検知、測長機器類
赤外線LED赤外線通信、テレビ、エアコンのリモコン、

光を電気に変える光半導体

フォトダイオードカメラの照度検知、アナログ的な受光量の検知
フォトトランジスタ赤外線通信、リモコン、マウスの受光、CDやDVDの読み込み
CCD (Charge Coupled Device)画像読み取り装置、スキャナー、カメラ

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